数学を解く流れは1つしかありません。
① 大きな方針を1つ立てる
② それに沿って少し進めてみる
③ 方針が合ってそうなら記述へ、間違っていれば①に戻る
これの繰り返しです。
そして最も練習しなければいけないのは、『方針に見切りをつけるタイミング』です。
僕は数学全国1位だからといって全ての問題を瞬殺できる訳ではありません。全然違った方針を立てることもあります。しかし方針に見切りをつけるタイミングを練習してきたので、さまざまな方針を検討できて、最終的に正解に辿り着けるのです。
塾の数学の授業で本当に大切なのは、「正解までの道のり」ではなく、「誤った方針の捨て方」です。実際の入試では正解のルートをすぐに思いつくことは稀で、みんないろんなルートを模索しながら解き進めます。
塾の演習や自宅学習の中で、どんなときは踏み込んで、どんなときは手を引くのかを試行錯誤しながら身につけて欲しいです。
Y’s Lab.の実際の授業ノートの一部を載せておくので、ぜひ参考にしてみてください。
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